。共同記者会見
。晩餐会
この二つはアメリカが首脳をもてなす際の最低限の礼儀だと言われていますが、今回の日米首脳会談では、安倍総理に対して、この二つともなかったようなのです。
また出迎えも粗末なものだったようです。
安部総理は、平然と笑顔で、”いかにも対等の立場”であるかのようにオバマ大統領と握手をしているようですが、このことからも、アメリカにとり、安部総理はどのような存在であるのか窺がい知れると思います。--------------------------------

米首都ワシントンD.C.にあるホワイトハウスの大統領執務室での会談後、握手するオバマ米大統領と安倍首相 (2013年2月22日撮影) (c)AFP/Jewel Samad
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「ジャーナリスト同盟」通信より抜粋
<新たな属国宣言か>
「聖域なき関税撤廃に反対する」という安倍TPP参加シナリオは、実はワシントンが用意した体のいい“マジック”であった。
23日の日米首脳会談で証明された。
それは独立国の地位を放棄するような結果でもあった。
いいかえると、安倍―オバマ会談は、安倍内閣の日本がワシントンの属国であることを、改めて宣言したようなものだ。
およそ民主主義が想定する自立原則が欠落している。これは日本人のみならず、アジアの人々にも失望を与えるだろう。
<ワシントンのシナリオ通り>
少しだけ思考を巡らせるだけで十分であろう。
「聖域なし関税撤廃に反対する」という安倍の繰り返し議会発言が、その実、日本の議会・市民を騙すためのテクニックであったということが。
このシナリオはワシントンの対日調教師のマイケル・グリーンらの作品であることが、容易に想定できる筆者である。
こうした当たり前の政治分析をしない新聞テレビに、日本の悲劇が存在する。
何のことはない。
安倍は彼らの敷いたレールの上を歩くだけである。
これが参勤交代で忠誠を尽くすだけの安倍外交の真実なのである。
情けないし、哀れでもあろう。日本外交のレベルは低すぎまいか。<第2の韓国化>
日本は第2の韓国になってはならない。
むろん、台湾のようにも。ワシントンの罠にはまってはなるまい。日本人とアジアを苦しめる野望に参加することがあってはならない。
平和軍縮派の宇都宮徳馬は「アジアに立つ」(講談社)を執筆して、安倍の祖父・岸信介に立ち向かった。日本はアジアに立たねばならない。